50 posts categorized "映画・テレビ"

2008.10.11

「殺陣師段平(1950)」と「極付 国定忠治」

stars 「殺陣師段平」(1950)を観た。

緒形拳の訃報を聞く何日か前に日本映画専門チャンネルで。

マキノ正博監督、黒澤明脚色による1950年大映配給の「殺陣師段平 」は、新国劇創始者沢田正二郎と殺陣のためなら女房も泣かす殺陣師一代市川段平の物語である。クライマックスはいくつかあって、中でも、段平の妻が重い病を隠して夫を沢田正二郎の元へ送り出すところや、一歩高みの大衆演劇をめざし剣劇にリアリズムを確立しようとする沢田正二郎の理想を理解できずに心ならずも敬愛する沢田のもとを離れた段平が、それでも最後まで殺陣に命をかけようとする熱情とかが反射的に感情をかきむしられるようで、ほとんど遺伝子レベルみたいな揺さぶりがたまらなく、どうしようもなく泣かされた。

配役は、

* 沢田正二郎 市川右太衛門
* 市川段平  月形龍之介
* 女房お春  山田五十鈴
* 娘おきく  月丘千秋

この「殺陣師段平」(1950)で、沢田正二郎と市川段平が心血そそいで取り組んでいた芝居は「国定忠治」。聞けば新国劇の代表作である。沢田正二郎の死後は辰巳柳太郎の国定忠治と島田正吾の川田屋惣次でもっぱら人気を博したという。

で、来月、1980年8月読売ホールで収録された舞台「極付 国定忠治」のDVD新国劇 極付 国定忠治が発売されるそうなので、早速予約。緒形拳解説のリーフレット付き。緒形拳は悪役山形屋藤造を演じている。

hReview by iris* , 2008/10/11

photo
殺陣師段平
長谷川幸延 黒澤明
東映ビデオ 2008-01-21

以上。

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2007.06.01

「寝ずの番」(2006)/向田邦子x久世光彦スペシャルドラマ「春が来た」(1982)

熱情鑑賞日記

DVDで映画「寝ずの番」と、向田邦子x久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)より「春が来た」を観た。

「寝ずの番」

これは、中島らもの原作「寝ずの番 」三部作を映画化したもの。俳優の津川雅彦がマキノ雅彦名義で初監督して話題になった。

寝ずの番 特別番
寝ずの番 特別番
posted with amazlet on 07.05.31
ポニーキャニオン (2006/10/18)

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2007.02.21

向田邦子X久世光彦 新春ドラマ

向田邦子ドラマを満喫

わたくしの向田邦子ドラマ月間が終わった

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2007.02.12

先週観たDVD

熱情鑑賞日記

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2007.02.06

先週観たDVD

熱情鑑賞日記

先週DVDで観た映画をとりあえずメモ。

運が良けりゃ (1966)

運が良けりゃ

クレイジーキャッツものと思っていたら、ハナ肇と犬塚弘主演の喜劇だった。落語を題材にしているが、落語家はたぶん出演していないし、全編通してジャズっぽい音楽。といってもシュビデュビみたいな。熊さんはハナ肇と八っつぁんが犬塚弘。「らくだ」のエピソードではハナ肇の凄み具合がいい。八っつぁんの犬塚弘は、ジャズマンらしく左足でたえずリズムをとっているのが何となく懐かしかった。藤田まことのツケ馬というのは、当時馬面と言われていたが故の配役かな。

楢山節考(1958)

楢山節考

木下惠介監督が深沢七郎の小説を映画化。母親を田中絹代、長男を高橋貞二、その後妻を望月優子。深沢七郎の歌を浄瑠璃とか長唄で語らせているにゃん。題材がアレなので、あまり生々しくならなくてよかった。この25年後に映画化された楢山節考は好きじゃないし、楢山節考といえば田中絹代主演のこれがよいと思う。昔観たときと違うことをいろいろ考えさせられたぞ。どうせ通じないだろうから書かないけどな。

ミュンヘン(2005)

ミュンヘン スペシャル・エディション

1972年のミュンヘンオリンピック事件。黒い九月に対する報復を描いた映画な。アレ関係って物凄い憎しみだな。このDVDには“本編の前にスピルバーグの解説を観る”みたいなメニューがあって、ま、色んなことを語っておった。ある意味保険的な免責的なことも含むと思うが。いろいろ考えさせられた。書かないけどな。

ミュンヘンオリンピックといえば、バレーが印象に残っている。主に男子バレー。猫田・横田・大胡だったかな。

青の稲妻(2002)

青の稲妻ジャ・ジャンクーの。せつない。若さが痛ましいし。詳しく書かないけどな。

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2007.01.31

「わが母の教えたまいし」

脱力生活日記

女・母、地味な袷の裏に隠された緋色

今週はわたくし的に向田邦子ドラマ週間。

わが母の教えたまいし

昨日は観たのは1989年の新春スペシャル

「わが母の教えたまいし」

よい脚本だったにゃ。泣いた。

初見。

「わが母の教え給いし歌」のバイオリンの音色がこれまた悲しくて、とても効果的。演奏のみで歌われていないが、アレは、なるほどこのドラマのあの場面にぴったりだった。というか、クライマックスの田中裕子のソレが内容的にほぼそのままだった。説明的で無粋なあれこれをぶち込むことなく、その点、何ともおサレで贅沢なドラマだと思った。いや、なんとなく。

以上。

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2006.12.11

「ポセイドン」(2006)

熱情鑑賞日記

パニック映画は怖いのであまり観ないのだが、1972『ポセイドン・アドベンチャー』は好きな映画だった。『タイタニック』の大ヒットがいまいちしっくり来なかったわたくしは、『ポセイドン・アドベンチャー』には感動したのに、『タイタニック』では何故感動できなかったかを考えたことがある。ま、これは余談だが。

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2006.12.10

「潮騒」(1971/1975)

熱情鑑賞日記

日本映画専門チャンネルで。

「潮騒」1975

三島由紀夫原作の映画といえば、やはり「潮騒」が良かった。1975年のものと、1971年の二作を観た。1975年のものはやはりアイドル映画、小ぎれいなしあがり。

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2006.12.03

「スタンドアップ」(2005)

熱情鑑賞日記

立ち上がる勇気が人生を変える

木枯らしが吹いて寒かった今日、DVDで観た映画は“North Country”(邦題 スタンドアップ)。ボブ・ディランの“Girl from the North Country” (邦題 北国の少女)からタイトルがつけられたという実話物。ヒロインの父親のスピーチに凝縮されたメッセージが象徴するように、この映画を堪能するために ボブ・ディランの“Girl from the North Country”は重要なポイントだ。

暴力夫から逃れ子供たちと実家に戻ったヒロインは、自立するため炭鉱で働き始めるが、という映画。 集団訴訟というのも見所。

スタンドアップ 特別版女性として母として娘として、炭鉱労働者として町の住人として、さまざまな意味合いの尊厳を勝ち取るまでの紆余曲折を描いていて、なかなか骨太。「まず立ち上がること」というのが、主題らしい。終盤の法廷シーンで立ち上がる人たちの中に、この裁判で実際に立ち上がった女性が含まれているそうだ。どの人たちかなー。。実在の人物への心配りが必要な実話物の常として、わずかに腑に落ちない展開が見られるものの、それはそれ。感動した。

「群れの中は安全だ。孤立すると餌食になる。」というセリフがあった。ありふれた言葉だがなかなか意味深い。サントラがとても気になるにゃ。

作品詳細
  • 脚本:マイケル・サイツマン
  • 監督:ニキ・カーロン
  • 音楽:グスターボ・サントオラヤ
  • 出演:シャーリーズ・セロン/フランシス・マクドーマンド
  • 2005
  • http://wwws.warnerbros.co.jp/standup/

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2006.11.30

「問題のない私たち」(2003)

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