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2008.04.03

NHK特集「野生のシグナル」

無人島でオオセグロカモメの子育てを検証

先日、GyaO NEXTでNHK特集「野生のシグナル」を観た。わたくしは古いドキュメンタリーが好きだ。

オオセグロカモメの親鳥とヒナの、音声(鳴き声)によるコミュニケーションの検証。危険を知らせる親鳥からのシグナル(鳴き声)を聞き分ける能力はヒナが先天的に持ち合わせているもので、危険が去ったことを知らせるシグナル(鳴き声)を判別する能力は学習によって得られるらしいという実験結果。まず第一に身を守り危険を回避し、この他のことは、日常的に繰り返される生命の危機の中から学ぶという、生き延びるためのキビしい野生の習い。

カモメは練習の成果として空を飛べるようになるわけではなく、時期がくればどのヒナも自然に飛べるようになる。親鳥の庇護の下で充分に力を蓄えたヒナは、概ね孵化から50日で大空にむかって飛び立つ。あれほど親密だった親鳥との音声(鳴き声)によるコミュニケーションは、その時点で無効となる。かつての親子がその後群れの仲間としてまたはライバルとして出会った時には、これまでとは別のシグナルを交し合うことになるのである。というドキュメンタリーだ。

鳥も人間も、子育ては生半可なことではない。

そういえば4月は巣立ちの季節だなぁと、番組を観ながらいろんなことをなつかしく思い出した。

以上。(再掲)

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