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2007.10.02

映画『めがね』とメガネ

いつのまにかもう10月に

突入していた。昨日はファーストデイだったので映画を観に行った。もたいまさこの『めがね』。

ここのところ寝不足続きな上、前日、ヨドバシで無線Lanカードを購入した帰りに自動チャージパスモを申し込みに百貨店に寄った折、たまたま近くの催し物スペースで北海道物産展が開催中で、海の幸山の幸をば意地汚くたらふく喰い、そのためだろうか深夜腹痛で目覚めたりしてよく眠れていなかったから、せっかくの映画も半ば夢の中。映画『めがね』の紡ぎだすゆるゆるとした空間で心地よい波の音を聴きながらウトウトするのは至福の「たそがれ」タイム...うそです。

だいたい、元祖ながら族のわたくしを静かな映画館の椅子深くじっと座らせ、その上明かりを消せば、「さぁ、ゆっくりお寝なさい」と眠りの天使がささやいているようなものなのである。最近ね。最近めっきり映画館に弱くなった。映画『めがね』のとは一味ちがう「たそがれ」が近いせいさ、どーせ。

さて、わたくしには「たそがれる」才能がありやなしやと山に向かって問えば、こだまは、間髪いれずに「あり」と返すであろう。っていうか、むしろ「たそがれ」すぎ。どっちかっていうと、もはや人生の「たそがれ」。いや、いくらなんでもそりゃまだ早い。それほどまでに「たそがれ」ているのはおそらくいまのところは視力だけで、そういうワケで、かつて不滅の視力を誇っていたわたくしも、いつのまにかメガネが必需品になっていたのだった。

先日も、メガネを忘れて渋谷にでかけ、昼飯のメニューさえ見えず手元不案内であまりにも不便だったのであわてて百貨店のメガネ屋に駆け込み折りたたみ式のリーディンググラスを購入した。店頭には出ていなかったけれどもお店の人はよく心得ていて、陳列棚の下の引き出しをガラガラと開けて、まだ箱に入ったままのリーディンググラスを出して来てくれた。「かけてごらんなさい」と言われてハイハイとかけて見たら鮮明によく見える。「すごくキレイによく見えます」と振り返って店員さんに美しく微笑みかけると、「向きが反対ですよ」と。メガネの向きがわからない程、わたくしの老眼は急ピッチで進んでいたらしいのだった。「何にも見えないもので」と誰にともなく言い訳をしたら、店員さんは困ったように小さく何度もうなずいた。いい人だ。

帰宅して、買ったばかりのリーディンググラスを反対向きにかけてみたら、かなり笑えるわたくしの顔が鏡に映っていた。店員さん、笑いをこらえていたんだね、きっと。ま、いいけど。

今日の教訓:
与論島はともかく、街中・人中ではメガネをわするることなかれ。

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Comments

自分もだいぶ目が悪いんですが、それでも頑張ってめがね掛けてないです。
めがね。。。まあさすがに夜道車で走るときは掛けますが。。

Posted by: どら猫 | 2007.10.02 at 21:26

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