「寝ずの番」(2006)/向田邦子x久世光彦スペシャルドラマ「春が来た」(1982)
熱情鑑賞日記
DVDで映画「寝ずの番」と、向田邦子x久世光彦スペシャルドラマ傑作選(昭和57年~昭和62年)より「春が来た」を観た。
「寝ずの番」
これは、中島らもの原作「寝ずの番 」三部作を映画化したもの。俳優の津川雅彦がマキノ雅彦名義で初監督して話題になった。
わたくしは「寝ずの番」が文庫本になってすぐに購入した。すでに面白いという評判が高かったし、落語ネタはいかにも面白そうだし。で、買ったばかりの文庫本を帰りの京急車内でさっそく読み始めたところ、のっけからあの「ソソが見たい」の一件。思わずブッっと噴出してしまい、その後も笑いがこみ上げて来るのを抑えつつ、ずいぶん恥ずかしい思いをしたっけ。あとがきで、桂吉朝という落語家さんが、「我々が提供したネタを彼がそのまま本にしただけだ」と冗談めかして書いているところをみると、フィクションとはいいきれないっぽい。芸人さんって、奥深い。笑っちゃう。
映画もとてもよかった。温かみがある。
余談だが、死人のカンカン踊りの『らくだ』という落語は、以前鶴瓶のを見たことがある。2004年読売ホールの第十回東西落語研鑚会で。上方落語はたぶんこれが初めてだったので江戸の落語との違いにちょっと戸惑ったが結構面白かった。鶴瓶師匠が秋に、今度は歌舞伎座で『らくだ』をやるらしいと小耳に挟んだ。何故に歌舞伎座。ま、どーでもいいコトだけど。
「春が来た」
「春が来た」は、向田邦子x久世光彦スペシャルドラマで1982年にTBSで放送されたもの。1982年だって。
25年前じゃん...じぃーん...
(昭和57年~昭和62年)
そうか、25年前か。どうりで、主演の桃井かおりも松田優作も三国連太郎も、常連の加藤治子もお若いはずだ。桃井かおりの妹役は杉田かおるだし。物語はいかにも向田邦子x久世光彦という感じで、でも、主人公が田中裕子じゃないっていうことで、しかもよりにもよって桃井かおりというところが必見だろう。あと、主人公の勤め先はいつもどおりにたぶん神田界隈なのだが、住まいがなんと京急立会川。コレ、とても珍しい。で、ドラマのあちこちで見慣れた赤い電車の京浜急行が映る。何故かうれしい。
25年前の京急。じぃーん...
tag:向田邦子
« 目次 | Main | 八景島のバラ 2007 »
「[映画]2000年代」カテゴリの記事
- 「スタンドアップ」(2005)(2006.12.03)
- 「ポセイドン」(2006)(2006.12.11)
- 『セブンソード』(2006.02.20)
- 「愛の神、エロス」(2004) (2006.09.04)
- 「サイン」(2004.10.23)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いつか観た映画(2006.08.09)
- 『キャラバン』(2006.05.24)
- 『冬の運動会』(2006.03.07)
- 『CAPA in Love & War キャパ・イン・ラブ・アンド・ウォー 』(2006.02.09)
- 「グッバイレーニン」(2004.11.07)
The comments to this entry are closed.



Comments
25年前ですか・・・たぶん小学校の頃で足折ってたような。。。
Posted by: どら猫 | 2007.06.02 at 23:08
あら、どら猫さんは小学生でしたか...
わたちは25年前といいますと、まだ生まれていなかったかも...
えへ。
Posted by: iris* | 2007.06.02 at 23:50