論語な猫
猫とわたくし「月末の教訓」
2月も今日で終わる。早い。
ついこの間、お正月だった気がするんだけど。
ジェーン・バーキンといえば、わたくしの世代には懐かしいスターだ。いや、スターというよりも、当時は生き方を含めたファッションリーダー的な扱いだったような気がする。雑誌に載ったゲンズブールとの対談を覚えている。内容は忘れたが、記事に添えられた写真は、ゲンズブールが激写した白Tシャツとジーンズ、ノーメイクのジェーン・バーキンの写真だった。
花見をした。桜の花見と違って梅の花見はえらく地味に終わった。
しかし、“緑萼梅(りょくがくばい)”や“臥竜梅(がりょうばい)”で有名な、地元“三溪園”*は、早くも観梅会の客で賑わっていると小耳に挟んだ。
名のある梅には人が群がるってか。
じゃ、あえて“三溪園”に行くのはやめておこう。路傍の梅もなかなか美しいしな。
姫さまって、
哲学者のように何だか深ーいコトを考えているように見えなくもないし。
かと思えば、
ただ無邪気なだけのような気もするし。
かと思えば、
バレリーナみたいな時もあるし。
かと思えば、
空を飛べそうな気もするし、なんだったら海にも潜っちゃうかもしれないような気もする。
かと思うと、いつもゴロゴロ怠けているだけのようにも見える。
姫さまって実にミステリアス。
机の上が姫さまの定位置になったようです。
「昨日のランチはイタリアンでした。
ウォーキングの途中に気軽に立ち寄れるレストランを探すというテーマで調査し見つけた海の上にあるお店です。」
先週DVDで観た映画をとりあえずメモ。
クレイジーキャッツものと思っていたら、ハナ肇と犬塚弘主演の喜劇だった。落語を題材にしているが、落語家はたぶん出演していないし、全編通してジャズっぽい音楽。といってもシュビデュビみたいな。熊さんはハナ肇と八っつぁんが犬塚弘。「らくだ」のエピソードではハナ肇の凄み具合がいい。八っつぁんの犬塚弘は、ジャズマンらしく左足でたえずリズムをとっているのが何となく懐かしかった。藤田まことのツケ馬というのは、当時馬面と言われていたが故の配役かな。
木下惠介監督が深沢七郎の小説を映画化。母親を田中絹代、長男を高橋貞二、その後妻を望月優子。深沢七郎の歌を浄瑠璃とか長唄で語らせているにゃん。題材がアレなので、あまり生々しくならなくてよかった。この25年後に映画化された楢山節考は好きじゃないし、楢山節考といえば田中絹代主演のこれがよいと思う。昔観たときと違うことをいろいろ考えさせられたぞ。どうせ通じないだろうから書かないけどな。
1972年のミュンヘンオリンピック事件。黒い九月に対する報復を描いた映画な。アレ関係って物凄い憎しみだな。このDVDには“本編の前にスピルバーグの解説を観る”みたいなメニューがあって、ま、色んなことを語っておった。ある意味保険的な免責的なことも含むと思うが。いろいろ考えさせられた。書かないけどな。
ミュンヘンオリンピックといえば、バレーが印象に残っている。主に男子バレー。猫田・横田・大胡だったかな。
日中暖かかったが日が暮れるとさすがに寒い。
姫さまはとても寒がり。
もう今日から二月。 梅の花が咲き始めている。 この梅のはなびらは 姫さまのお鼻の色に似て、とても可憐。
ほらほら、はなびらと同じ色。姫さまのお色はまるで梅の花に薄く積もった雪のようですわ。
では今年もこの一首をば
姫さまに捧ぐ。
沫雪のこの頃続きてかく降れば梅の初花散りか過ぎなむ*
ま、温暖化で暖冬らしいけれども。
今年の梅の花は去年よりなんとなく少し小さい。そんな気がする今日この頃。