「こころの湯」(1999)
熱情鑑賞日記
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前書き
先週浅草に行った折はマダムな連れがいたため、何かと都合があって立ち寄れない路地などがあり、ちょっと気になったので今度はひとりでぶらついて来た。といっても、現状のわたくしが外出できるのは午前中を中心にせいぜい昼過ぎまで。ロクな箱ではないけれども何の因果か自ら組み立てた不恰好な小箱の箱入り奥さんのわたくしなのである。この町が活気付くのは夕暮れ以降だろうから、気になった路地や店なども開店前で閑散としていたんだけど。ま、仕方ない。
この時間帯は界隈でお仕事中の若者と渋好みの観光客以外はお年寄りばかりである。だから、伝法院通りで映画かドラマのロケが行われていてもちょっと立ち止まるくらいで、女優さんに遭遇したくらいで携帯カメラを向ける観光客はほとんどいない。当の女優さんだとて相変わらず美しいとはいえかなりのご高齢だし。この名女優とは三十年前にエレベーター待ちで一緒になったことがある。こちらは老けてしまったが、さすがに女優さん。お変わりなく美しい。
ま、たいして収穫は望めないなと諦めて帰途についた道すがら、ふと見上げるとお風呂屋さんの看板。
もちろん、中に入る勇気も時間もない。それ以前にちょい潔癖症のため、銭湯どころか温泉にも入れないカラダなのだ。
予定より少しゆっくりし過ぎたな、さて帰ろうと駅への道を急ぐわたくしの前を歩く中国語を話す若い僧侶のグループ。一人は明らかに修行僧だ。観光中とはいえ彼らは街中でもどことなく浮世離れして見える。おお、本場の僧だな。日本の坊さんもこれくらい清貧の趣を残してくれると信心する気も起きるんだがな、などと考えつつ、脈絡なくふと思い出す一本の映画。それが「こころの湯」。
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Comments
ブラリ浅草
いいですね。
銭湯の看板も味があって中々。
行ってみたいです。。。
Posted by: どら猫 | 2006.11.16 at 19:57
ブラリ浅草。
雷門前で客引きしている車やさんの決まり文句が、開口一番「今日はぶらり浅草ですか?」です。
人力車はお高そうだしちょっと恥ずかしいので乗りませんが。
Posted by: iris* | 2006.11.16 at 22:01