「ブロークバック・マウンテン」(2005)
熱情鑑賞日記
映画「ブロークバック・マウンテン」(2005)
ヒトを愛することを恐れてはいけません。
公開時にも観たのだが映画館でドロドロに泣いてしまい(恥;)、細かいところをあまりよく覚えていなかったので先日DVDでも観た。でも今回もやはりダメで(恥;)、何も書くことがにゃい。。そういえば、ここまでボロボロに泣いたのは『マイ・プライベート・アイダホ』『ブエノスアイレス』『藍宇』といったいわゆるゲイ映画。内容は悲恋である。オンナにとって男同士の恋愛物語は異文化なのでまだまだ比較的目新しく、異性間の恋愛よりも当事者の内外含めた障害が多い分だけせつない。
ヒトを愛することを恐れてはいけないのだ。たとえ相手が男でも女でも。
とりあえず、これが私の感想ということにしておこう。
ゲイでないヒトによるゲイ映画
あたくしはもはや、性別に関わらず純愛にいささか懐疑的であり、最近流行りの純愛メロドラマにはとてもじゃないが感動できないし、性愛の表現においては食傷気味で、そこにエロティシズムはほとんど確認できない。言ってみれば「ひとひねり」欲しいのである。ひねりすぎてもちょっとアレなのだが、この映画はそこのところの「ひとひねり」具合がちょうどいい塩梅。。この匙加減がどこから生じたのかといえば、ゲイでないヒトによるゲイ映画だからかもしれない。その塩梅が、ゲイ映画にして各映画賞受賞の快挙をもたらしたのだろう。スタンリー・クワン監督の『藍宇』などと比べると、感傷に溺れぬ淡々とした語り口である。
アメリカ人でない監督によるアメリカ映画
それから忘れてはいけないのが当時のアメリカの保守的な諸事情が描かれている点だろうが、そこのところも声高に語ることなく絶妙な匙加減。アメリカ人でない監督によるアメリカ映画。冷静な視線である。
サウンドトラック
オリジナル・サウンドトラック~ブロークバック・マウンテン
グスタヴォ・サンタオラージャ ボブ・ディラン バーニー・トーピン
曲名リスト
1. オープニング
2. ヒー・ワズ・ア・フレンド・オブ・マイン(ウィリー・ネルソン)
3. ブロークバック・マウンテン1
4. ア・ラヴ・ザット・ウィル・ネヴァー・グロウ・オールド(エミルー・ハリス)
5. キング・オブ・ザ・ロード(テディ・トンプソン&ルーファス・ウェインライト)
6. スノウ
7. ザ・デヴィルズ・ライト・ハンド(スティーヴ・アール)
8. ノー・ワンズ・ゴナ・ラヴ・ユー・ライク・ミー(メアリー・マクブライド)
9. ブロークバック・マウンテン2
10. アイ・ドント・ウォント・トゥ・セイ・グッドバイ(テディ・トンプソン)
11. アイ・ウィル・ネヴァー・レット・ユー・ゴー(ジャッキー・グリーン)
12. ライディング・ホーセズ
13. アン・エンジェル・ウェント・アップ・イン・フレームス(ザ・ガス・バンド)
14. イッツ・ソー・イージー(リンダ・ロンシュタット)
15. ブロークバック・マウンテン3
16. ザ・メイカー・メイクス(ルーファス・ウェインライト)
17. ザ・ウイングス
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作品詳細
- 監督:アン・リー
- 原作:E・アニー・プルー
- 出演:ヒース・レジャー/ジェイク・ギレンホール
- 2005/アメリカ
余談
男はみんな多かれ少なかれ―以下省略―。
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Comments
げ・・ゲイ物ですか・・・モーリスとか。。
そういえば以前月と太陽にそむいてをみましたね。
ゲイ物はそれくらいです・・・。
Posted by: どら猫 | 2006.10.06 at 20:49
ゲイ物って男性はちょっとアレでしょうね、きっと(笑)
その点私にとっては異文化なので対岸の火事みたいでどーってことありません。
でもこの映画はさすがによい映画でしたよ。お耽美でもグロでもなく、かなり素朴なラブストーリーでした。
Posted by: iris* | 2006.10.06 at 21:54