『小さな中国のお針子』
年末に申し込んであったケーブルテレビのチューナーが届き、早速接続。試しにチャンネルで遊んでいたらムービープラスで『小さな中国のお針子』が始まるところだった。奇遇。
2002/仏 詳細
ダイ・シージエ 監督・脚本・原作
お針子役のジョウ・シュンはチェン・カイコー監督の『花の影』や『始皇帝暗殺』などで見たことがある。両作品共に出演時間は少ないが、大変印象的な役だった。『花の影』では忠良のこころを見抜くようなまなざしの踊り子で、あれはもしかしてジゴレットということだったのかな?もうよくわからないや。
<追記1/29>
この踊り子は以前、忠良の口利きで踊り子になった田舎娘であったと小説版に書いてあった。この時ダンスフロアーで再会した娘は、もはやあの時の田舎娘ではなくなっていた。上海という魔都で生きるひとりの女へと変貌していたのである。ここのところの事情についてよくわからないのはあたりまえで、彼女が登場するのは映画のストーリー上このダンスフロアーのシーンのみ。少なくともdvdでは。おそらく編集の段階でカットされたと思われる。わかりませんけどね。
<追記終わり>
『始皇帝暗殺』では荊軻が暗殺者をやめるきっかけになる盲目の少女に。オトコの心に鮮烈に残る存在という点ではこの『小さな中国のお針子』でも同じだった。
下放青年マーのリュウ・イエは『山の郵便配達』『藍宇』で。
ルオ役のチュン・コンはこの映画で知った。余談だが、どことなくダーリンの面影が・・・いやいや、気のせいかもしれない。きっと気のせいです。気のせいにちがいない。
文革時の下放政策を描いた映画、それも若者側から描いた作品といえば『シュウシュウの季節』を思い出す。病院のシーンで「またか」とブルーな気分になったが、シュウシュウは下放してきた学生で、お針子は山村側の少女だったことに気づき、これは基本的に条件が違うワケで、案の定、シュウシュウのようなひどい目に遭わなくてすんだ。シュウシュウの青春は悲惨だったが、幸運にも、お針子は自分の意志で未来を選び歩き出すことができた。とりあえず、よかったよかった。
そんなこんなの今日だった。
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