« 「隣の女」 | Main | 「タクシードライバー」 »

2005.10.07

太宰治「ア、秋」~トンボ。スキトオル。~

青空文庫で太宰治

今朝は思いがけなく秋晴れだった。
気をよくして、さっそくウォーキングにでかけた。ただ昨夜寝そびれて、一睡もせぬうちに夜が明けてしまったため、途中で倒れてもみっともないだろうから、1時間足らず、距離は4km足らずのショートコース。おしゃべりしながらなので、有酸素運動になっているかどうかは、たいへん疑問なんだけれども。

きんもくせいの香りのなかをおびただしい数のトンボが飛んでいて、ちょっと怖かった。情緒どころではない。

昨夜寝そびれたのにはワケがある。先日来読んでいた本を読了し、横になって愛用の京ポンでメールチェックをしてから寝ようとしたところ、ついでに青空文庫に立ち寄ってしまった。最近、特に読みたいモノがないときには青空文庫で随筆を読むコトにしている。随筆は短いしすぐ読み終わるし、たいてい終わる頃には眠くなる。
ところがちょっとした間違いで、随筆ではなく短編を読み始めてしまった。夕べは太宰治の「姥捨」。ちょっとだけ長い。で、切れ目がない。佳境に入ったところでバッテリー切れ。あきらめて寝てしまおうと努力したがどうしても気になり、のそのそ起き出してPCで読むことにした。で、ついでに次々といろんなのを読んでしまい、夜が明けた。

で、太宰治の「ア、秋」という随筆も読んだ。

トンボ。スキトオル。と書いてある。 秋になると、蜻蛉(とんぼ)も、ひ弱く、肉体は死んで、精神だけがふらふら飛んでいる様子を指して言っている言葉らしい。蜻蛉のからだが、秋の日ざしに、透きとおって見える。

と書いてあった。

|

« 「隣の女」 | Main | 「タクシードライバー」 »

[1]年々歳々」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.