December 2004の11件の記事
2004.12.26
2004.12.23
山田太一「それぞれの秋」
昔のテレビドラマの話でも書いておく。
あの桃井かおりに「あんた殺してあたしも死のうと思ったのよ」と言わせた当時話題のドラキュラホームドラマ、山田太一の「それぞれの秋」のシナリオ集をみつけたので。
コレ、今年だったか去年だったかCSで放送されたりもしていたが、今観ても面白かった。
2004.12.22
2004.12.20
「ジョンQ-最後の決断」
心臓移植手術をしなければ息子を失ってしまう。しかし、莫大な費用を捻出できないし、医療制度はつかえない。そこで父親は決断した。という映画。2002年/米
よくできた映画で、もうずるずる引き込まれてしまい、泣く・怒る・感動するで、た~いへん。で、デンゼル・ワシントンったらうまいし。。警部補のロバート・デュバル、心臓外科医のジェームズ・ウッズが脇も固めておるのでこじゃれた味もばっちりだ。が、感動は映画だからこそ。実話となると、そうもいってられない。
![]() | ジョンQ-最後の決断- デンゼル・ワシントン ジェネオン エンタテインメント 2004-06-25 売り上げランキング : 6,546 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
![]() | ジョンQ 最後の決断 西荻 弓絵 小学館 2002-10 売り上げランキング : 217,222 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2004.12.19
2004.12.18
「チルドレン・オブ・ザ・コーン」
予告編はこちら。
DVD時代ゆえ、用済みとなったVHSを500円で引き取ってきた。セコイわりに最高に怖い映画だ。ターミネーターでサラ・コナーを演じていたリンダ・ハミルトンが若く、たくましくもあり、聖母「サラ」の原型をみている気分。いまやスティーブン・キングも立派になり、その作品も豪華になっているけれども、あたくしの中でこの映画が一番スティーブン・キングらしいという気がしている。幼いころ、レンタルビデオでコレを見せられたウチの息子は、いまだにトウモロコシ畑=アメリカ=殺戮というトラウマがあるらしい。1984年/米
チルドレン・オブ・ザ・コーン
リンダ・ハミルトン フリッツ・キアシュ スティーブン・キング
by G-Tools
2004.12.12
「挽歌」の意味
この記事は一部を残しただいま編集中です。
「挽歌」とは中国では元々車引きの歌なのだそうだ。それも霊柩車の。「挽」は、もともと車を前へ引っぱる意で、葬式のとき柩車のふつ(棺を引く綱)を執るものが相和してうたう歌が挽歌である。その由来も、血なまぐさい悲愴な物語に彩られている。・・・略・・・因みに、挽歌について、「万葉集古義」には、カナシミウタと訓読している。 (中国故事物語より)
中国故事物語 教養の巻
駒田 信二 寺尾 善雄
「挽歌」とはカナシミウタなのだ。誰だ、邦題つけたの。
悲しいじゃん。
2004.12.11
2004.12.10
2004.12.09
2004.12.07
「去るものは日に以って疎し」
去る者は日に以って疎く
来たる者は日に以って親し
郭門を出でて直視すれば
但(ただ)見る丘と墳(はか)とを
古墓はすかれて田となり
松柏はくだかれて薪となる
白楊には悲風多く
しょうしょうとして人を愁殺す
故(もと)の里りょに還らんことを思うも
残らんと欲するに道の因(よ)る無し
『文選』作者未詳